こんにちは,ヒキノです。(@hikino.yuta)
晴れの日が多いと思ったらぽつりぽつりと。天候が徐々に梅雨を匂わせていますね。今回はそんな匂わせに負けることのないように、アノラックシャツにしようと思います。
アノラックであればフードが付いているので、急な雨でも対応できるかと。ゲリラ豪雨のような強い雨だと負けてしまいますが、小雨程度であれば対応できるでしょう。
簡易的ではありますが動画で制作の様子を載せています。気になる方は参考にしてみてください。収納可能なフードを採用しているので、探していた方には縫い方の参考になるかも知れません。
それでは、アノラックについて書いていこうと思います。
目次
なんだかんだ綿が好き
今回は綿100%を使って作成します。綿は縫いやすいものが多かったり、染めやすかったりと扱いやすいのがうれしいところ。
今回は少し厚めですが、程よいハリ感があるのでシルエットは綺麗に出るでしょう。後日、染めようと思っているので白い生地を使います。
前々からやってみたいと思っていた草木染に挑戦しようかと。自然な色合い、独特な渋さが良さげなので気になっていました。普通の染めはよくやるので慣れてはいるので、そこまで心配はしていません。失敗してもその時はその時です。どうなるか、楽しみにしていてください。
また、運がいいことにミンネでマスクを購入してくださった方が、草木染めの原料を提供して下さいました。ものすごく助かります。次回大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。
今回のポイントはフード収納
まず欠かせない部分の1つ、それがフードです。実はフードを作るのは自体初めて。設計するのも初めて。そんな初めてづくしだったのもあり、ミスもちょこちょこありました。
ミリ単位で姿形が変わってくるので、設計はやはり難しい。
そして今回最も重要な部分が、収納付き衿。語呂が悪いですね。正式名称は何というんでしょうかね。わかる方は教えてください。
この収納口付きの衿は、アウトドア系のアウターでたまに採用されています。こちらも実際に作ったことはありませんが、仕組みは意外とシンプルです。サイズ感や微妙な調整が難しいかも。
仕組み
衿の部分にファスナーを取り付け開け閉めできるようにします。つまり、衿内部にフードを入れることを想定すればいいということ。どうですか?意外とシンプルな考え方じゃないですか?
縫い手順
表衿にファスナーを取り付け、衿を作ります。その後にフードを作り、衿とくっつけます。その際は仮止め程度で十分です。
完成系を想定して作ると間違わずに作れますよ。実際フードを使うときは、ファスナーをあけてフードを取り出し使います。その形にしてしまえば後は身頃に取り付けるだけ。
実際に作ってみたところ、仕組みは簡単ですが布の厚みやファスナーの位置に苦戦しました。作る際は薄い生地でフードを作るとよさそうです。厚みのある生地でフードを作ると収納するとき苦労します。シルエットが膨らみすぎて不格好になるのもいただけません。もちろん好みではありますが。
フード収納のメリットデメリット
フードが収納できるので、2つのスタイルを楽しめることは魅力的だと思います。メリット、デメリットも見てみましょう。
メリット
・フードあり、無しの2つのスタイルを楽しめる
・邪魔なときにしまえる
デメリット
・重量が増える
・使用する布量が増える
気分によってスタイルを変えることができるのはうれしいところ。ただどうしてもその分、布量が増えてしまうので重量も増えます。気になるようであれば、薄い素材や機能素材がおすすめです。
完成シルエット
今回は染めることを想定しているので、白い布を使用しました。センターのポケットはもう少し上の位置でも良かったかもしれませんね。
左右に付いたポケットは距離感が近く見えるかもしれませんが、実際に自分が使うとなると丁度良い位置です。
袖口をサイズ調整できるようにベルト状にしています。ベルトループに通して引っ張れば、丁度良いサイズにできます。これは便利。ロングサイズなので女性であればワンピースとしても着ることも可能です。
まとめ
今回は梅雨匂わせ対策としてアノラックのロングシャツを作りました。フードをしまうことができる仕様になっているので、天候の変わりやすい梅雨周辺の時期にオススメです。
作る際は、フードに使用する生地の厚みに注意して作成したほうがいいでしょう。薄い素材や機能素材がおすすめです。全部機能素材で作れば、フェスで活躍すること間違いなし。気になった方は是非作ってみてください。
最後まで購読ありがとうございました。では、また.
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