【Frame-ロングTeeシャツ-】

こんにちは!服屋Ponderです。

今回ご紹介するのはTeeシャツです。変わり種Teeシャツやメンズ、レディース関係なく着れるTeeを探している方はぜひご覧ください。

目次

テーマ”Frame”

Teeのテーマは”Frame”(フレームと読みます。)写真の枠をイメージしています。スマホで撮ってストレージに保存が今では普通なので、もしかしたらわからない方もいるかもしれません。

写真を現像した後、枠に入れて保存することで絵のように飾ることができます。部屋に置いてインテリアとしても◎。そんな枠をイメージして作ったのが今回のTeeです。

コンセプトは刹那的に去り行く「季節」から着想

「どうして春や秋は過ぎるのが速いのだろうか?」そんなところから考えてみました。果たして本当に春と秋はみじかいのでしょうか?実際に調べてみました。

個人の主観ではありますが、春や秋を感じた瞬間を写真に収め記録したところ、春は3月末~5月中旬、秋は10月初旬から12月初旬まで。だいたい1か月半~2か月はその季節を実感できました。

個人的な感覚だと「やっぱり短いな~」といった印象。12カ月を4つの季節で割ると3か月はある計算ですが、結果的に春と秋は短かったのです。ただ、想像していたよりかは長かった。「短いから、2週間くらいかな?」と思っていたので。

短い原因は”無意識”

ではなぜ春と秋を想像よりも短いと思ってしまっているのか。それは「無意識」だからではないでしょうか?春になり少し暑くなると夏を意識してしまいます。その逆に秋に寒いと冬を意識します。

「今年は猛暑なのかな?」「豪雪になるのかな?」意識は反対の季節に行っていしまいます。そのため、春と秋は無意識になってしまっているのです。楽しい時間は無意識なのであっという間に過ぎ去ってしまいます。もう少し続けばいいのにとの思いとは裏腹に。

模様出し

春や秋に撮った写真主に植物の写真をイメージして染色、脱色を行いました。そのままのフォルムを出すのは難しさがあり、面白みにもかけます。

”無意識”というキーワードを”抽象的”という似たワードに変換して表現することに決めました。撮った植物をモザイク調、原型をとどめないくらい、でもイメージできるくらいの模様を再現できたらなと。表現方法は染めと脱色の2種類に決定。そんな想いで今回は作りました。

完成画像、実物写真

パイピング(黒いライン)を施したところを「フォトフレーム(枠)」、布部分が写真をイメージしています。夏を前半と後半に分けたと仮定して、前半の夏が5月後半から8月末後半の夏が9月から10月。

Frameは後半の夏に着やすいように色のトーンが少し濃いめになっています。

生地に厚みがあるので、ほとんど室内で過ごす方や暑がりの方はもう少し長く着れるのも嬉しいポイント。同じ模様が1つと無いので、1点物を探されている方にもピッタリです。

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この記事を書いた人

表現家 ヒキノユウタ

洋裁、3D プリンターなど、ものづくりを通して表現活動。ありそうで無いものやふざけた表現を得意としている。
海外のファッションコンテストでファイナリストに選ばれた経験あり。

長く使えるもの、独特な「何かおかしい」に焦点をあてた作品制作をしている。

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