【制作時間たった5分】現代版ジュークボックス

こんにちは。ヒキノです。(@hikino.yuta)

前回ご紹介したNFCタグシールを応用して今回は『現代版ジュークボックス』を作りました。作りましたといってもだいぶ簡易的。緻密にやればもっと面白くなる代物でしょう。

NFCタグシールって何?という方は前回書いた記事を読んでみてください。

 

目次

現代版ジュークボックス

どんな感じかは、動画を見ていただければ何となくわかるかと思います。

どうですか?かなり簡易的ですが、かざすだけで自動で音楽を再生してくれます。好きな曲をかざすだけで流せるってだいぶスタイリッシュじゃないですか?テクノロジーっておもしろいですね。

 

どうやって思いついたの?

思いついたきっかけは定食屋での出来事です。北参道の定食屋に行ったらいつもお世話になっているシェアアトリエのスタッフさんとばったり。カウンター席に座りながら「面白いシール見つけて、あれこれできるんですよー。」などなど、いつも通りくだらない案を聞いてもらって。

そのとき横長のカウンターと店員さんを見てふと。「バーやカフェでスマホかざすだけで音楽再生できたら面白そうじゃないですか?」「ゆったりしたい人、空間や時間を楽しみたい人、女の人を口説きたい人、告白したい人。空間やその時に合った音楽をさりげなく提供できるって結構いいと思うんですけど。」「現代版ジュークボックスみたいな!」「マスターの今日のオススメみたいな感じで音楽を提供するのもよさそう。」

いつも通り日常から生まれています。このNFCタグシールを見つけたきっかけはYoutuberカズチャンネルのカズさんが紹介していました。

見た瞬間「絶対面白い!」と思い、速攻でAmazonをポチリ。

値段も10枚入りで¥1,000程と激安。買わない理由が見つかりませんでした。

 

仕組みは?

NFCタグシールに曲の情報を書き込んであるので、NFC対応の機種をかざすだけで自動で起動します。ただ、それだけです。

NFCの説明については前回の記事で説明しているのでそちらをご覧ください。Suicaをイメージしていただければ何となくわかるかもしれません。

疑問点

前回の記事で「アプリは立ち上げることしかできないのでサブスクの音楽アプリは自動再生されない」って書きました。「じゃぁ、自動で音楽再生できないじゃん。」

最初は自分もそう思いました。でもできたんです、とある方法を使うことで。

解決策

解決策はアプリを起動するように仕組むのではなく、指定したURLを立ち上げるように設定したのです。URLかつ音楽を自動再生してくれるもの。そうです、Youtubeです。

Youtubeは開くと自動で再生されますよね。その仕組みを応用しているので
スマホをかざす→サイト起動→音楽自動再生 『現代版ジュークボックス』の完成です。

ジュークボックスの使い道

今回制作した『現代版ジュークボックス』ですが、使い道としては2つ想定しています。

バーやカフェなどの飲食店での利用。

コースターに仕込ませておいて、1曲プレゼントなんてオツな感じがして良いかなと。1曲100円で隣の方から、あるいはマスターからプレゼントみたいにあったらよさそう。今時こんなことしている人もいないから逆に新鮮。

または、音楽好きのマスターが
『今日のおすすめ』1,日曜の黄昏時 2,秋の訪れずれ時 3,飲み明かした時 4,….。

など曲名は伏せ、その曲の雰囲気に合う場面やフレーズだけを記載したものを置くのも良いでしょう。

普通に音楽を再生するより動作もスタイリッシュなのでだいぶカッコよく映ると思います。話すきっかけにもなりますしね。

自分で利用

「自分で使うとか面白くない発想だな!」と聞こえてきそうですが、結局は個人で使うとめちゃくちゃ便利です。

最近よく聞く音楽を瞬時に再生できるので、ハマっている曲があるんのであれば間違いなく使えます。

個人で使うであれば寝る前に聞く曲、起きた時に聞く曲を寝室に用意できますし、作業場にはもちろんキッチンなどどこでも設置できるので、動作と音楽が密接につながっている人であればものすごく便利でしょう。

遊びで使うだけでも楽しいですしね。飲み会でも割とウケますよ。

メリット・デメリット

現代版ジュークボックスのメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

・瞬時に音楽を再生することができる。
・楽しい
・スタイリッシュで動作に無駄がない。
・置く場所を選ばない。
・操作が簡単。
・飲みの席でも楽しめる。
・コミュニケーションのきっかけになる。

デメリット

・1曲分しか登録できない。
・面白みはすぐに消え失せる。
・金属の上では反応しない。

メリットデメリットそれぞれありますが、使いやすく楽しいのでそこまでデメリットを気にしなくてもいいかと思います。

確かに1曲しか登録できないのは残念ですが、いつでも瞬時に書き換えることが可能です。1曲だけという少なさはプレミア感があるので個人的には嫌いではありません。金属のテーブルの上に置いて使おうとすると反応しないので注意が必要です。詳しい仕組みはわかりませんが、NFCが読み取るときに邪魔をしているようです。金属にNFCシールを張り付けて使用することもできないので注意が必要です。

まとめ

サブスクリプションのアプリを使わず、Youtubeを使うことで『現代版ジュークボックス』を可能にしました。もちろんサブスクリプションでもいいのですが、今回求めていた『かざしただけで音楽を再生する。』というスタイリッシュさに一致しなかったため選びませんでした。

その点Youtubeは起動すると同時に音楽を再生してくれるのでピッタリの仕組み。求めているものができました。あとはミュージックバーが利用してくれたら面白そうですね。利用してくれる方お待ちしております。

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この記事を書いた人

表現家 ヒキノユウタ

洋裁、3D プリンターなど、ものづくりを通して表現活動。ありそうで無いものやふざけた表現を得意としている。
海外のファッションコンテストでファイナリストに選ばれた経験あり。

長く使えるもの、独特な「何かおかしい」に焦点をあてた作品制作をしている。

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