こんにちは,ヒキノです。(@hikino.yuta)
今回はPCバッグとケースを作りました。普段アトリエでこもって作業をしていますが、テクノロジーも欠かせません。そのため、PCはよき相棒。
作図や編集にPCは欠かせません。特に作図は、手で引くよりも正確な場合が多いです。助かります。
以前エコバッグを作った際に使った、タイベック(ハードタイプ)を利用して作りました。気になる方は是非ご覧ください。
動画も是非ご覧ください。
使用素材

今回使用するのはタイベックのハードタイプがメインです。PCケースだけ、クッション性を追加したいので、はにかむ構造の生地を追加しています。

薄いですが、クッション性はそれなりにあります。あと、軽量なので持ち運びの際負担になりません。ありがたいです。
加工をしましょう

タイベックはそのままだと、会社の名前が入っていているので少し邪魔です。好みの雰囲気にするためにペイントします。

色はグレーでツヤ無し。マットが好きな人にはたまらない表情です。質感は合皮と紙の間、見た目はコンクリートのように感じ。面白い質感になりました。
タイベックを縫う時の注意点
タイベックのハードタイプを縫う際に注意したいポイントがあります。それは、「中表に合わせて縫い、表に返す。」この動作がやりづらいということ。
表に返せないことはないのですが、厚紙のような質感のため表に返す際、ものすごくグシャグシャになります。見た目がよろしくないですね。
対策としては、先に縫い代分を折り、表面から縫い付けるのがおすすめです。接着剤で固定し縫い合わせるのも作業しやすいですよ。
完成品がこちら




紙とも合皮とも言えない独特の表情が魅力的ですね。使うたびに、 シワや塗装が剥がれるので経年変化が楽しめます。
PCハンドバッグはPCを入れるポケットの他に、マウスやアダプターなど周辺機器を入れるポケットも付いています。容量が大きいのは、作図をこの中にいれ持ち運ぶことを想定しているためです。
PCケースはレター型で使わないときは飾ることもできるでしょう。中にハニカム構造の生地を入れているので、クッション性もあります。無いよりはマシかなと。
まとめ
建築資材であるタイベックですが、塗装を施すことで変わった質感と表情に変わるので面白い素材と感じました。
耐久性も高く簡単には壊れません。長く使うことを想定し、自分が普段持ち歩くものは確実に入るようにデザインしました。思っていたよりも使い勝手がいいので、今後も使っていくでしょう。
ただ、ハンドバッグの持ち手が不安というか、頼りないです。ちぎれないと思いますが、少し伸びます。
レザーか帆布素材で持ち手部分を補強することで、より長く使えそうです。タイベックで持ち手を作る際は別素材で補強することをおすすめいたします。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
詳細動画もありますので是非ご覧ください。
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