2017

I(わたし)
自分の価値観、モノの見方、考え方は人それぞれ。

何も感じなかったり不思議に思ったり魅力だったりする。

人によっては感じ方が違うのは当たり前。


目次

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しわ

歳を重ねるごとに増えていくしわ。

姿勢が悪くてついたしわ、癖でついたしわ、笑っていくうちについたしわ。

それはその人の歴史の形でもある。

ウールの縮む特性を利用してしわを出している。

まぶた

まぶたから着想

ファスナーを開け閉めすることでひとえ、ふたえと変えることができる。

そのため半袖から八分丈まで変更可能。

胸毛

ワイルドな胸毛から着想

布は30~40年前のジャケット、コートを再利用したものである。

ジャケットは父、コートは祖父が所有していたもの。

胸毛の部分はウールのジャケットを解体し再利用している。

コートは少し形をいじりワンピース状にしてある。

昔の布だけあって質感がいい。

多様

東京に来ていろんな人と出会った。

そこで出会った人たちは考え方、とらえ方、表現の仕方の幅が広く感じた。

ホームレス、LGBT、外国人

とらえどころのない多様性を表現している。

キズ

手術跡、やけど、切り傷

自然には完全に戻らないその線はどこか美しい。

見れば見るほど惹かれていく。

そんな傷をファスナーや無数のタックで表現している。

イボ

イボから着想

ホクロとは違いイボはプックリと立体的で1つあるだけで大きなインパクトをあたえる。

インパクトあるイボをコートではアイレットでワンピースでは白黒の塩ビ版で表現している。

衣装提供

※赤のワンピースはマリエさん衣装として使用していただきました。

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この記事を書いた人

表現家 ヒキノユウタ

洋裁、3D プリンターなど、ものづくりを通して表現活動。ありそうで無いものやふざけた表現を得意としている。
海外のファッションコンテストでファイナリストに選ばれた経験あり。

長く使えるもの、独特な「何かおかしい」に焦点をあてた作品制作をしている。

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